40代女性・中部在住｜保険未加入事故に対応した実例

事故の状況

信号のない横断歩道を歩行中、左側から来た貨物自動車が安全確認を怠って接近し、急ブレーキも間に合わず衝突。依頼者は頭を強打し、重い脳損傷を負いました。

事故の主な傷病

• 外傷性くも膜下出血
• 脳挫傷（側頭葉）
• 頭部骨折、後頭部裂傷
• 胸・腰・首の打撲

後遺障害等級：併合第8級

• 過失割合を「0%高次脳機能障害（第9級）
• 嗅覚脱失（第12級）

問題点と解決の流れ

1. 加害者が“自賠責未加入”の衝撃

事故後まもなく相談を受け、加害者が自賠責・任意保険のどちらにも未加入であることが判明。すぐに加害者本人に交渉を行い、金銭の一部支払いを確保し、依頼者の生活支援を実現しました。

2. 後遺障害認定の準備

多科に渡る診療歴と検査を精査し、専門医の診断・証拠資料を基に、粘り強く後遺障害認定を進めました。その結果、高次脳機能障害および嗅覚脱失が正式に認定されました。

3. 保険会社との賠償交渉

後に、共済による任意保険の対応が可能であることが発覚。直ちに休業損害や逸失利益について交渉を開始し、2000万円で示談成立。主婦・パートである依頼者の収入算定が難しい中での成果でした。

4. 自賠責相当分の“訴訟提起”

共済保険との示談は「自賠責相当分」を除くものでした。そこで、加害者本人と勤務先を相手に訴訟を提起。約10か月後、相手の資力状況を踏まえたうえで“妥当な和解”を成立させました。

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20代女性・糸満市在住｜無保険車両との交通事故解決事例

事故の状況

一時停止で停車中、後方から前方不注意の車両に追突される事故。加害者は任意保険に未加入。さらに高圧的な態度をとり、被害者への連絡も途絶えがちでした。

傷病内容

• 頸椎捻挫（いわゆるむち打ち）

解決までの流れと成果

1. 不誠実な加害者と直接交渉

事故後、加害者は責任転嫁や不誠実な対応を繰り返し、依頼者は精神的にも大きなストレスを抱えていました。当事務所が代理人として示談交渉を行い、提示した慰謝料を全額支払う形で示談成立。

2. 自身の任意保険会社との交渉も支援

依頼者は自分の人身傷害保険を利用して治療していましたが、保険会社の担当者が軽視し、1か月で治療打ち切りを通知。当事務所が保険会社に対応を促し、治療期間の延長を実現。依頼者の症状はほぼ完治しました。

保険に入っていない加害者との事故でも、諦めないでください。
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