相談者が、早朝、車道を徒歩で横断中、左方から来た車両にぶつけられた事故。
後遺障害併合14級認定。後遺障害認定サポート、示談交渉までを一貫して行った事例。
R6.10.
【相談者】
男性(80代/読谷村在住/職業:無職)
【傷病名】
右足関節両果部骨折、左大腿骨転子部骨折、左鎖骨近位端骨折、左上腕骨粉砕骨折、骨盤多発骨折
【等級】
併合14級
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉
【成果】
後遺障害14級認定
当事務所の提示した金額で和解
1事故態様
歩行者対自動車
相談者は被害者の長男夫婦でした。高齢の父親が車道を徒歩で横断中に相手車両にはねられ負傷しました。退院後のリハビリ通院中に、相手保険会社と今後どのように対応したらよいのかと相談にいらっしゃいました。
被害者請求手続き、相手保険会社との示談交渉を受任しました。
2解決の内容
《後遺障害の認定》
症状固定まで様々なアドバイスを行った結果、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
争点となったのは、後遺障害慰謝料と傷害慰謝料でした。
相手保険会社は、自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
相手保険会社との数回の交渉を経て、当事務所の主張した金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
後遺障害を獲得できるか、どれだけ高い後遺障害等級を獲得できるかが賠償金額に影響します。それは、被害者の症状、日常生活状況、リハビリの状況等によって左右されます。弁護士と職員は実際に被害者宅に赴いて、お話を伺い、また実際に歩行をしてもらうなどして、このようなことを確認しました。その上で、後遺障害が獲得できるよう様々な活動を行いました。それが功を奏して適正な後遺障害等級が認定されたものだと思っています。