信号待ちで停車中の追突事故。後遺障害認定等級14級。通院管理から示談交渉までをサポートした事例。
R5.09.
【相談者】
男性(40代/宜野湾市在住/職業:溶接工)
【傷病名】
頚肩腕症候群、右肩関節拘縮
【等級】
14級9号
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉
【成果】
後遺障害14級認定
当事務所が提示する内容に近い金額で示談成立
1事故態様
自動車対自動車
相談者が信号待ちで停車中に追突され、その衝撃により、首・肩を負傷されました。
相談者の症状が改善されていないにもかかわらず、相手保険会社は事故後3か月で治療費用の負担を打ち切りました。
適切な治療および適切な金額での示談をご希望されており、事故後比較的早期にご依頼を受けました。
2解決の内容
《相手との交渉》
示談交渉の争点となったのは、傷害慰謝料でした。
依頼者が被った身体的・精神的苦痛に対する慰謝料を算出し、相手方に提示しました。相手は、今後いかなる責任も追及しない旨の合意書を作成することを条件に、当事務所が請求する金額を全額支払い、示談することができました。
《後遺障害の申請》
相手保険会社からの治療費支払い打ち切り後、症状固定までの通院時において様々なアドバイスを行った結果、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
示談交渉の争点となったのは、後遺障害慰謝料と逸失利益でした。
相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
相手保険会社との数回の交渉を経て、当事務所の主張に近い金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
任意保険会社は、早期に治療費の支払いを打切り、あとは自費で通うか、自賠責保険に被害者請求をするようプレッシャーをかけてくるのが常です。当事務所は、後遺障害の等級が見込めそうな案件については、等級が認定されるよう様々な角度から依頼者のアドバイスを行いました。本件では、見込みどおりに等級を獲得することができました。
示談についても、症状や仕事・生活上の不便をしっかり訴えたことが良い結果を生みました。