解決実績【R4.12】

相手保険会社による自賠責保険への事前認定の結果、後遺障害等級12級と認定。それから何年か経って、当事務所にご相談された。当事務所が異議申立てを行い、その結果、後遺障害等級9級が認定された事例。

 
 
 
R4.12.

【相談者】
  男性(10代/沖縄市在住/職業:学生)

【傷病名】
  左大腿骨骨幹部骨折、左頬骨骨折、陳旧性脳挫傷、軽度高次脳機能障害、左耳、難聴、耳鳴り、左眼窩底骨折

【等級】
  12級 ⇒ 9級

【活動内容】
  後遺障害等級認定異議申立、示談交渉
       
【成果】
  異議申立により後遺障害等級UP!
  当事務所が提示する内容に近い金額で示談成立

1事故態様

普通自動二輪対自動車

2解決の内容

《後遺障害等級の異議申立》
 12級から上位の等級が認定されました。
   
《保険会社との交渉》
 示談交渉の争点となったのは、後遺障害慰謝料と逸失利益でした。
 相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、本件事故の被害者が未就労者であることから、将来得られる  であろう収入の蓋然性等をしっかり慰謝料と逸失利益に反映するよう求め続けました。
 相手保険会社と粘り強く交渉を続け、当事務所の主張に近い金額で示談することができました。

3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~

 既に12級が認定された後、当事務所に来所されました。弁護士が、被害状況、症状等を具体的に聴取したところ、抜け漏れがあるのではないかと考え、異議申立てを行うこととなりました。当事務所は、12級が認定された当時の医療関係書類を全て吟味し、さらに新たに通院してもらい検査を受けてもらいました。その検査結果等をもとに異議申立てをしたところ、抜け漏れていた症状について、後遺障害が認定され、最終的に上位の等級獲得となったものです。
 後遺障害獲得はある意味ブラックボックスとなっている分野ですが、当事務所は、被害者の立場に立って、そこに注力しています。被害者に喜んでいただける活動ができたものと自負しております。