相談者が停車中、前方不注意の車両に追突された事故。更に相手車両は任意保険に未加入。当事務所が、相手との示談交渉および相談者が加入している任意保険会社の担当者との対応も併せて行った事例。
R6.11.
【相談者】
女性(20代/糸満市在住/職業:アルバイト)
【傷病名】
頸椎捻挫
【活動内容】
示談交渉、通院管理サポート、依頼者の任意保険会社対応
【成果】
当事務所が提示する金額で示談成立
1事故態様
自動車対自動車
本線合流地点の一時停止の道路標識に従って相談者が停車中、前方不注意の車両に追突された物損事故。相手車両は任意保険に加入しておらず、当事者同士で示談交渉を行っていました。事故直後から、相手は、相談者に向かって、なぜ止まるのか、一時停止する方が悪いと言っていました。相談者から相手に示談のために連絡するも、なかなか応答がありませんでした。応答したときも、貴方のために大げさにしなかった等といって、高圧的な態度に終始しました。そのため、相談者が精神的に疲弊した状況で相談にいらっしゃいました。
2解決の内容
《相手との交渉》
示談交渉の争点となったのは、傷害慰謝料でした。
依頼者が被った身体的・精神的苦痛に対する慰謝料を算出し、相手方に提示しました。相手は、今後いかなる責任も追及しない旨の合意書を作成することを条件に、当事務所が請求する金額を全額支払い、示談することができました。
《任意保険会社との対応》
相手が無保険のため、怪我の治療は依頼者自身が加入している人身損害保険にて対応していました。しかしながら、依頼者の怪我を軽視していた担当により、治療が1か月で打ち切られる等、依頼者に不利益が生じたため、適切な治療を受けられるよう当事務所が働きかけました。
その結果、治療期間も延長され、依頼者の症状はほぼ全快することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
依頼者は、追突されたため、頸の痛み等を訴えていました。しかし、責任者に近い仕事を任されていたため、なかなか通院することができずにいました。ただでさえ、事故にあって肉体的に辛い思いをしているときに、加害者からは不誠実な対応をなされ、精神的に相当落ち込んでいました。頼りにしていたご自身の保険会社からも距離を置かれ、ますます精神的に不安定な毎日を送っていました。
当事務所は、上記のように早期に依頼者の要望実現に力を尽くしました。当事務所の活動は、依頼者が、この苦境を切り抜けていくことに貢献できたと思います。
相談者がバイクで帰宅中の事故。対向車線から右折してきた相手方車両と衝突し、相談者が負傷。後遺障害認定等級14級認定。通院管理から示談交渉、労災手続までをフォローアップした事例。
R6.10.
【相談者】
男性(30代/豊見城市在住/職業:コールセンター オペレータ)
【傷病名】
右脛骨腓骨骨幹部骨折、右腓骨骨幹部骨折
【等級】
14級9号
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉、労災手続フォロー
【成果】
後遺障害14級認定
当方が提示した金額で示談成立
労災から休業補償受給
1事故態様
普通自動二輪車対自動車
依頼者がバイクで直進中、対向から右折してきた相手方車両と衝突し、右脛を骨折して手術・入院されました。
職場から休業補償として労災の書類を入手してもらい、当事務所が送られてきており、自身で手続きを行うことから、その手続きをサポートしフォローも行いました。
2解決の内容
《後遺障害の申請》
等級認定を前提とした症状固定までの通院時において、様々なアドバイスを行い、また病院側にも信頼関係を築くべく働きかけた結果、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
争点となったのは、休業損害と傷害慰謝料でした。
相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
相手保険会社との数回の交渉を経て、当事務所の主張どおりの金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
自賠責保険に後遺障害等級認定の申請を行うには相当な分量の書類等を出さないといけません。本件では、それに加えて労災の申請手続きもありました。交通事故被害者は、体力的にも気持ちの上でも、煩わしい手続きから解放されたいと願っています。当事務所が受任して処理を行ったことにより、被害者の負担を相当軽減することに役立てたと思います。
相談者が停車中、前方不注意の車両に追突された物損事故。更に相手車両は任意保険未加入。示談交渉から訴訟を経て和解により解決した事例。
R6.10.
【相談者】
女性(20代/糸満市在住/職業:アルバイト)
【活動内容】
示談交渉、訴訟
【成果】
当事務所が提示する内容に近い金額で和解成立
1事故態様
自動車対自動車
本線合流地点の一時停止の道路標識に従って相談者が停車中、前方不注意の車両に追突された物損事故。相手車両は任意保険に加入しておらず、当事者同士で示談交渉を行っていました。事故直後から、相手は、相談者に向かって「なぜ止まるのか、一時停止する方が悪い。」と言っていました。相談者から相手に示談のために連絡するも、なかなか応答がありませんでした。応答したときも「貴方のために大げさにしなかった」等といって、高圧的な態度に終始しました。そのため、相談者が精神的に疲弊した状況で相談にいらっしゃいました。
2解決の内容
《裁判による和解》
争点となったのは、事故車両の修理費用でした。
相手は、修理費見積りに本件事故前の損傷箇所も含めて請求しているのではないかと主張し、全額支払いを拒否していました。
保険会社や修理工場などからも情報収集し、丁寧に裁判での証拠を準備していきました。その結果、ようやく相手も自身の非を認め、当事務所が主張する内容にほぼ近い金額で和解が成立しました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
本件では、相手が対物賠償保険に加入していなかったため、相談者は、直接加害者と交渉をしたわけですが、加害者としては少しでも財布から出るお金を減らそうとします。そのために、いろいろ抵抗を示します。およそ考えられないような事を持ち出すこともまれではありません。そのため、それに付き合う被害者は、精神的にクタクタになることもあります。本件は、まさしくそのようなケースでした。小さな事故であったとしても、弁護士に賠償問題の解決を委ねた方が良いと言えます。そうすることで、心穏やかに自身の生活を早期に取り戻すことができるようになります。
相談者が、早朝、車道を徒歩で横断中、左方から来た車両にぶつけられた事故。
後遺障害併合14級認定。後遺障害認定サポート、示談交渉までを一貫して行った事例。
R6.10.
【相談者】
男性(80代/読谷村在住/職業:無職)
【傷病名】
右足関節両果部骨折、左大腿骨転子部骨折、左鎖骨近位端骨折、左上腕骨粉砕骨折、骨盤多発骨折
【等級】
併合14級
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉
【成果】
後遺障害14級認定
当事務所の提示した金額で和解
1事故態様
歩行者対自動車
相談者は被害者の長男夫婦でした。高齢の父親が車道を徒歩で横断中に相手車両にはねられ負傷しました。退院後のリハビリ通院中に、相手保険会社と今後どのように対応したらよいのかと相談にいらっしゃいました。
被害者請求手続き、相手保険会社との示談交渉を受任しました。
2解決の内容
《後遺障害の認定》
症状固定まで様々なアドバイスを行った結果、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
争点となったのは、後遺障害慰謝料と傷害慰謝料でした。
相手保険会社は、自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
相手保険会社との数回の交渉を経て、当事務所の主張した金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
後遺障害を獲得できるか、どれだけ高い後遺障害等級を獲得できるかが賠償金額に影響します。それは、被害者の症状、日常生活状況、リハビリの状況等によって左右されます。弁護士と職員は実際に被害者宅に赴いて、お話を伺い、また実際に歩行をしてもらうなどして、このようなことを確認しました。その上で、後遺障害が獲得できるよう様々な活動を行いました。それが功を奏して適正な後遺障害等級が認定されたものだと思っています。
母親が運転する車両が追突事故に遭った。後部座席に同乗の子も共に負傷。示談交渉でまとまらず、裁判を提訴 。かなり好条件で和解により解決した事例。
R5.12.
【相談者】
女性(母40代/西原町在住/職業:主婦)
女性(子10代/西原町在住/職業:学生)
【傷病名】
(母)頸椎捻挫
(子)頸椎捻挫、腰椎捻挫
【活動内容】
示談交渉、訴訟
【成果】
当事務所が予想した金額以上の金額で和解成立
相手提示額 (母)37万円⇒92万円
(子)37万円⇒61万円
1事故態様
自動車対自動車
相談者(母)運転の車両が追突され、後部座席に同乗者していた子と共に負傷されました。
当初、相談者は、「相手保険会社提示額が妥当かどうか、問題ないのであればサインしてもよいか。」ということで相談に来られました。
しかし、相談時に事故による現在の影響などを細かく確認したところ、サインをしてしまう前に、もう少ししっかり相手保険会社との交渉が必要でないかと考え、交渉のご依頼を受けました。
2解決の内容
《保険会社との交渉》
示談交渉の争点となったのは、傷害慰謝料でした。
相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していました。当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
しかし、相手保険会社から誠意ある対応・回答は得られず、早期解決を図るべく訴訟を提起しました。
《訴訟の提起》
裁判所へは、依頼者本人ではなく弁護士が出頭します。そこで担当する裁判官に対し依頼者側の主張のポイントをアピールしました。その結果、当事務所の主張がほぼ通り、相手方もやむなく裁判所からの和解案を受け入れることにより解決に至りました。
解決内容も、十分に満足のいくものでした。
3 当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
早期解決を急ぐあまり、相手方損保の提示額を承諾することが、被害者にとり良い結果となるとは限りません。そこの見極めが、難しいところであり、プロとしての腕の見せ所でもあります。
裁判上の和解で、特筆すべき点があります。それは、当方が子について請求した金額よりも、高い金額で和解が成立した点です。これは、当事務所が力を入れて出した陳述書を読んで、裁判所が進んで裁判での請求額よりも高い金額が妥当だと判断してくれた結果です。裁判所に対し、事故後の実情をどれだけ丁寧に出すかが勝負のポイントであり、それが予想以上に成功したものと言えます。
信号待ちで停車中の追突事故。後遺障害認定等級14級。通院管理から示談交渉までをサポートした事例。
R5.09.
【相談者】
男性(40代/宜野湾市在住/職業:溶接工)
【傷病名】
頚肩腕症候群、右肩関節拘縮
【等級】
14級9号
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉
【成果】
後遺障害14級認定
当事務所が提示する内容に近い金額で示談成立
1事故態様
自動車対自動車
相談者が信号待ちで停車中に追突され、その衝撃により、首・肩を負傷されました。
相談者の症状が改善されていないにもかかわらず、相手保険会社は事故後3か月で治療費用の負担を打ち切りました。
適切な治療および適切な金額での示談をご希望されており、事故後比較的早期にご依頼を受けました。
2解決の内容
《相手との交渉》
示談交渉の争点となったのは、傷害慰謝料でした。
依頼者が被った身体的・精神的苦痛に対する慰謝料を算出し、相手方に提示しました。相手は、今後いかなる責任も追及しない旨の合意書を作成することを条件に、当事務所が請求する金額を全額支払い、示談することができました。
《後遺障害の申請》
相手保険会社からの治療費支払い打ち切り後、症状固定までの通院時において様々なアドバイスを行った結果、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
示談交渉の争点となったのは、後遺障害慰謝料と逸失利益でした。
相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。
相手保険会社との数回の交渉を経て、当事務所の主張に近い金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
任意保険会社は、早期に治療費の支払いを打切り、あとは自費で通うか、自賠責保険に被害者請求をするようプレッシャーをかけてくるのが常です。当事務所は、後遺障害の等級が見込めそうな案件については、等級が認定されるよう様々な角度から依頼者のアドバイスを行いました。本件では、見込みどおりに等級を獲得することができました。
示談についても、症状や仕事・生活上の不便をしっかり訴えたことが良い結果を生みました。
前方の信号が赤のため、相談者がバイクで停車していたところ、相手車両に追突された事故。後遺障害14級認定。示談交渉ではまとまらず、訴訟を提起し和解した事例。
R5.4.
【相談者】
男性(30代/那覇市在住/職業:建築内装業)
【傷病名】
尾骨骨折、頸椎捻挫、外傷性腰椎椎間板ヘルニア(第4、5腰椎椎間板ヘルニア)
【等級】
14級9号
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉、訴訟
【成果】
後遺障害14級認定
依頼者が納得できる金額で和解
1事故態様
普通自動二輪車対自動車
依頼者が赤信号で停車中していたところ、相手車両に追突されました。依頼者はバイクごと道路に投げ出され、腰・右下肢を強打し負傷しました。
2解決の内容
《後遺障害の申請》
症状固定までの通院時において、様々なアドバイスを行い、後遺障害等級14級が認定されました。
《保険会社との交渉》
争点となったのは、休業損害と傷害慰謝料及び逸失利益でした。
相手方保険会社は、診断された椎間板ヘルニアが全て本件事故によるものではないとして素因減額を主張し、更に自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、事故による現在の影響等をしっかり慰謝料額に反映するよう求め続けました。しかし交渉ではまとまらず、訴訟を提起しました。
《訴訟の提起》
裁判所へは、依頼者本人ではなく弁護士が出頭します。そこで担当する裁判官に対し依頼者側の主張のポイントをアピールしました。
裁判所からの和解案は、当事務所の主張からそれほど離れておらず、依頼者も納得のいく金額でしたので、和解しました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
被害者は、母親の生活の面倒をみている関係上、なかなか休んで治療に専念するということが許されませんでした。かといって、後遺障害の等級認定は書面審査が基本ですので、治療やリハビリを続けないことには等級認定から遠ざかってしまいます。このあたりのバランスを取りながら、アドバイスを続けました。その結果後遺障害等級が認定されたものです。加害者側の任意保険会社は、この結果に相当不満を持ち、示談はまとまりませんでした。訴訟になっても双方ともシビアな主張立証活動がなされました。当事務所は、被害者の症状の実情、仕事や生活上の不便を裁判所に強く訴えました。最終的には、被害者としても、やるだけやったということから、裁判所和解案を受け入れたものです。
相手保険会社による自賠責保険への事前認定の結果、後遺障害等級12級と認定。それから何年か経って、当事務所にご相談された。当事務所が異議申立てを行い、その結果、後遺障害等級9級が認定された事例。
R4.12.
【相談者】
男性(10代/沖縄市在住/職業:学生)
【傷病名】
左大腿骨骨幹部骨折、左頬骨骨折、陳旧性脳挫傷、軽度高次脳機能障害、左耳、難聴、耳鳴り、左眼窩底骨折
【等級】
12級 ⇒ 9級
【活動内容】
後遺障害等級認定異議申立、示談交渉
【成果】
異議申立により後遺障害等級UP!
当事務所が提示する内容に近い金額で示談成立
1事故態様
普通自動二輪対自動車
2解決の内容
《後遺障害等級の異議申立》
12級から上位の等級が認定されました。
《保険会社との交渉》
示談交渉の争点となったのは、後遺障害慰謝料と逸失利益でした。
相手保険会社は自社基準をもとに損害賠償額を提示していましたが、当事務所はこれを拒否し、本件事故の被害者が未就労者であることから、将来得られる であろう収入の蓋然性等をしっかり慰謝料と逸失利益に反映するよう求め続けました。
相手保険会社と粘り強く交渉を続け、当事務所の主張に近い金額で示談することができました。
3当事務所の活動のポイント ~弁護士から一言~
既に12級が認定された後、当事務所に来所されました。弁護士が、被害状況、症状等を具体的に聴取したところ、抜け漏れがあるのではないかと考え、異議申立てを行うこととなりました。当事務所は、12級が認定された当時の医療関係書類を全て吟味し、さらに新たに通院してもらい検査を受けてもらいました。その検査結果等をもとに異議申立てをしたところ、抜け漏れていた症状について、後遺障害が認定され、最終的に上位の等級獲得となったものです。
後遺障害獲得はある意味ブラックボックスとなっている分野ですが、当事務所は、被害者の立場に立って、そこに注力しています。被害者に喜んでいただける活動ができたものと自負しております。
◎県外からのご依頼 / お子様が自転車で横断中、車にはねられ受傷
H30.12.24
【相談者】
男性(10代/九州在住/職業:小学生)
【傷病名】
右距骨骨折、右足関節靱帯損傷
【等級】
非該当
【活動内容】
右距骨骨折から発生し得る後遺障害の調査、高次脳機能傷害の調査、示談交渉
【成果】
・右距骨骨折に関しては等級獲得には至らなかったものの、
示談交渉にて100万円を獲得した。
1 事故態様
自転車対車両
青信号機の交差点をお子様が自転車にて横断中に、相手の車にはねられ負傷したもの。
2 解決内容
〈後遺障害が残る可能性のある部位に注目〉
お母様がいくつかの弁護士事務所を回る中、当事務所に電話で相談されたのが依頼者様との最初の関わりでした。職場の友人から当事務所を紹介されたとのことでした。
最初は右足の打撲、捻挫程度の診断しかなされていませんでした。しかし、内容をお聞きして、骨折が疑われたので、MRI検査を強く勧めました。その結果、距骨骨折が判明しました。
その後、正式に当事務所に依頼をされました。受任後は、弁護士が県外に出向き、面談を行いました。親御様の心配事をしっかり聞き取り、医療画像を分析し、納得の行くまで調査、サポートを行いました。頭も打っていたので、高次脳機能障害の点も調査を行いました。
右距骨骨折、右足関節靱帯損傷とも、等級獲得には至りませんでした。
その後の示談交渉で、相手方との交渉を重ね、100万円獲得に成功しました。
3 当事務所の活動のポイント~弁護士から一言
当事務所は県内のお客様はもちろん、県外の依頼者様もしっかりとサポートを行ってまいります。電話やメール、弁護士による訪問も行い、被害者様、そのご家族様をしっかりとサポートしております。
通院管理や保険会社、病院とのやりとり、等級認定に向けての定期的なサポートに力を入れ、当事務所にしかできない方法で依頼者をサポートします。
後遺障害の問題は、等級が認定されたか、されなかったかという結論が全てではありません。尽くすべき手を尽くしたかどうかこそが重要です。あの時、あのような検査をしていれば・・・・という後悔を残すことがないようにすることこそが肝心です。依頼者に寄り添いつつ、専門的な立場からフォローをすることで、依頼者も安心して日常生活を送ることができますし、次への一歩を踏み出すことができると考えています。
4 お客様の声
その節は大変お世話になりました。
依頼して本当に良かったですし、精神的にも
心強く支えられてとても感謝しております。
親子共々これからも頑張っていきます。
ご丁寧に沖縄の特産品ありがとうございました。
◎車に撥ねられ、頭部を強打。高次脳機能障害として等級獲得
◎加害者が自賠責保険未加入のため、加害者本人と任意保険会社との交渉で賠償額を早期に獲得
◎自賠責保険分は、加害者に訴訟を起こして和解
H31.2.13
【相談者】
女性(40代/中部在住/職業:パート主婦)
【傷病名】
外傷性くも膜下出血、側頭葉脳挫傷、頭頂骨骨折、後頭部裂創、胸・腰・頚部打撲
【等級】
併合8号
【活動内容】
後遺障害認定サポート、示談交渉、調停、訴訟提起
【成果】
・加害者が自賠責保険に未加入。依頼者は治療費や生活費にたちまち困ってしまった。
そこで、直ちに加害者と交渉して一定額を支払ってもらった。
1 事故態様
歩行者対車両
依頼者が、信号機のない横断歩道を歩いていたところ、左方から貨物自動車が安全確認をしないまま進行し、急ブレーキをかけたが間に合わず、依頼者に衝突し路上に転倒させた。 依頼者は頭部を強打し、外傷性くも膜下出血等の傷害を負った。
2 解決内容
〈加害者との直接交渉〉
事故日から1か月後にご家族とともに相談にこられ、ご依頼となりました。
加害者が自賠責保険と任意保険に加入しているケースでは、治療費等は保険で賄われます。しかし、本件では、どちらも入っていないというのが当初の情報でした。
重い怪我を負いながら治療費は自分で工面しなければならないというとても大変な状況に追い込まれていました。そこで、すぐに加害者本人に交渉を申し入れ、ある程度の金銭を支払ってもらうことに成功しました。依頼者は、それで一息つくことができました。
〈後遺障害の申請〉
依頼者の怪我は、多岐にわたっていましたので、整形外科、脳神経外科、耳鼻科、高次脳機能障害の専門科を受診しました。交通事故外傷による脳へのダメージで、一度言われたことを覚えていない、味がわからない、臭いもはっきりしないという症状が残っていました。
依頼者の症状を定期的に把握し、所定の検査を病院に要望する等して後遺障害認定のための準備作業を着実に行いました。その結果、高次脳機能障害について第9級、嗅覚の脱失について第12級の後遺障害が認められました(併合第8級)。
〈保険会社との示談交渉〉
当初任意保険はないとされていましたが、ご依頼を受けてから相当日時が経ってから、任意保険(共済)の対応が可能だということがわかりました。そこで、さっそく賠償交渉に入り、自賠責保険金相当分を除き、示談をまとめました。
争点となったのは、休業損害、逸失利益でした。依頼者は、主婦でバイトを始めたばかりの方でしたが、どちらも基礎収入をどこに求めればよいのかということが問題になります。
当方は、休業損害は家事従事者として日額5700円、逸失利益については賃金センサス(女学歴計)を採用して賠償額を提示しました。休業損害では休業日数をどれだけ計算に入れるかも大問題でした。
相手方と交渉を重ね、2000万円で示談しました。この金額は、損害費目に不確定な要素があるなかでは、満足できる数字だと言えます。
〈訴訟の提起〉
任意保険(共済)と示談したのは、自賠責分を除いた損害についてです。そこで、今度は、自賠責に相当する分の損害について、訴訟を提起しました。相手方は、加害者(運転者)本人、勤務先の会社です。提訴してから10か月ほど経って、和解しました。
判決を求めたら和解金額よりは増える見込みはあったのですが、和解で終わることを選択しました。それは、相手方が全額を支払えるだけの資力がないことが一番大きな原因です。
ご依頼から最終的な解決に至るまで約3年半の年月が経ちました。
3 当事務所の活動のポイント~弁護士から一言
本件は事故後早い段階からご依頼があったものです。そのため、何から手を付け、どのような形で処理を進めていけばよいのか、事前の見通しを立てることができました。
依頼者には、一つ終われば次にどのような手続が待っているのか、最終解決までの道のりを知ってもらうことができました。
加害者本人と交渉して賠償額を一部でも支払ってもらう、後遺障害について納得のいく等級を獲得する、それをもとに、相手損保(共済)会社と示談交渉を行い納得できる金額で早期に示談する、自賠責相当分について裁判を起こし妥当な線で和解をする。これらは、どれも、依頼者の方の生活に目を配りつつ、しっかりとした賠償を獲得するための活動です。
一つ一つの作業には、培ってきた実務経験の裏打ちがあります。何よりも、依頼者には、大事な時期に状況を丁寧に説明し、情報を共有しながら解決を目指してきました。当事務所が依頼者と関わる基本的姿勢と成果が出たものと考えています。